2020年5月20日
防護服をご寄附いただきました
先日のブログで、防護服やフェースシールドの入手が困難なため、職員が手作りしているところを紹介しましたが、現在もその状況は変わっていません
そんな中、これまでテレビでしか見ることがなかったあの白い上下が繋がった防護服を
当院にご寄付下さった方がいらっしゃいます。
その方も、お仕事で使用する可能性があるようなのですが、当院に一部分けて下さいました。
国は雨合羽でも代用可と言っていますが、合羽 の上着ボタンの間には隙間がありますからね (>_<)
でも、これなら上から下まで覆うことができます
まさに ”命綱”
大変貴重なものを頂戴しました。
Kさんのお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです
(国は、防護服の無償配布には一定の条件を設けており、当院は現在のところ配布対象外なので、本当に助かりました。)
厚生労働省は、防護服の配布は難しいけれど、マスクとアルコール消毒液は医療機関の希望に添って配布してくれています
待ちに待ったアルコール消毒液!
事前に、アルコール消毒液の代用品として「高濃度エタノール」が届くとは聞いていましたが、
こんな感じで届きました
宝酒造のアルコール度数95% ”超高濃度エタノール1斗缶” ×10缶
(宝酒造といえば、お酒好きにはたまりません 会社の名前を聞くだけでワクワクしちゃいます。)
しかし、このまま使用すると火傷するくらい高濃度なので、精製水とグリセリンで割って75%くらいに薄めます。
それでも市販されているアルコール除菌液が60%くらいだから、しっかり除菌できそう
混入作業はちょっと危ないので、薬剤師の先生と、力持ちのHくんに手伝ってもらいました。
アルコール臭い?かと思えば、どことなくいい匂い!?
『うん、嫌いじゃないよ、この香り~ 』っていう人、案外多かったです
事前に水橋消防署に伺い、届出や取扱いの注意事項をしっかり聞いて参りましたが、
欲張って、国(厚労省)に、10缶も欲しいと頼まなきゃよかったな って後悔するほど
その危険性を丁寧にわかりやすく教えてくださったS係長さん、ありがとうございました。
それだけ危険性を頭に刷り込まれてきたのに、除菌液を作る時、ちょっとしたハプニングが!
エタノールを入れた小分けボトルの蓋を閉めようとしたら、ボトルが床に落下
・・・大やけどか?
あれ?全然大丈夫。
冷や汗ものです
色々な人に助けられているおかげで、安心した準備体制を作ることができ、心より感謝しています。
これからも患者さんに安心して来院してもらえるよう、まだまだ頑張っていきます