2020年7月21日
今日は何の日
今週に入って、一層蒸し暑くなっていませんか?
体はだるく、食欲もあまり湧かない・・・
本格的な夏の始まりなんでしょうか
暦では、本日は「土用の丑の日」
土用の丑の日に鰻を食べると夏バテしないと言われており、
当院でも、本日の入院患者さんたちのお昼ご飯は、『鰻』です。
スゴくない?この大きさ
錦糸卵も病院の厨房で焼いたものだし、汁物も鰻の味を邪魔しないようにお吸い物が出ました。
羨ましい
ところで、今年の夏は、土用の丑の日が回あります。
今夏では今日が初めての土用の丑の日ということで「一の丑」、2回目の8月2日は「二の丑」と呼ぶそうです。
ちなみに、鰻以外では、「う」のつく食べ物も夏バテによいと言われています。
うどん、梅干し、うし(牛肉)
食べて元気をつけ、夏バテ、新型コロナウイルスに負けないよう頑張りましょう
2020年6月15日
習字の時間
子どもの頃はつまらないと感じた事が、大人になってやってみたら案外楽しかった、ということありますよね?
皆さんにもそういう経験、ありませんか
私は、今思えばぜいたくなのですが、小学生の頃、親の勧めで仕方なく習字を習いに行っていました
これが・・退屈で×2
(こんなだから上達することもなく小学校卒業と同時に習字教室も終了し)
ところが、社会人になって、文字を美しく書くことができたらな~と思いつつ、ン十年が過ぎましたが、
ちょうど、当院のデイケアプログラムで、毎月、習字の時間があると聞き、見学へ
こちらは習字のY先生です。
このブログの登場回数No1かも
マジシャンでもあるこの方は、年に一回ほど、デイケアのイベントでもマジックを披露し、メンバーさんを楽しませています!
(本業は、病院のシステムを担当している職員さんです)
さて、本日の課題は「再開」
新型コロナウイルスで外出自粛が続いていましたが、色々と少しずつ再開。
そんな意味も込めて
皆さんすごい集中力で一気に書いていらっしゃいます。早い、早い
そして、近くでシャッター音を切るのが申し訳ないくらい静寂です
かと思えば、
こんな時は賑やかなやり取りが先生との間に交わされていました。
たくさん練習されましたね
本日の自分のベストの一品を選ぶ時も楽しそう。
先生と相談しながら決めていきます。
さて、習字ではなく、筆ペンを希望された方々もコツコツと書いていらっしゃいます。
名言・格言 人生について~
皆さんが書いている内容を紹介します
人を信じすぎると時には自分が傷つくことになる、とはよく言われることだ。
真実かもしれないが、
逆に人を十分に信じられないなら、
人生はつまらないものになるだろう。
たくさん練習した後は、皆さんの前で発表です。
難しかった点や、頑張ったことなど感想を添えて発表されています。
何となく、皆さんの表情が達成感に満ちて清々しく見えるのは、
何かひとつの事に一心を傾けて挑戦していらっしゃるからでしょうか。
羨ましい時間の過ごされ方ですね
2020年5月23日
ほっこり
当院の花壇や玄関まわりに植えられているお花をご覧になっている方もいらっしゃるかと思いますが、
お世話をしてくれているのは男性職員さんです。
いつかこのブログでご紹介したいと書いておりましたが、一年越しに実現しました
最近は若い男性の方もお花や野菜を育てている方が多いですよね。
ちょっと、後ろ姿で失礼します
元看護部長のTさんです。
このしゃがんでいる姿、お若いですよね。
草むしり中。。。
次に植えるお花のために、きれいにしていらっしゃいます。
近いうちに、富山市役所で花の苗が配られるのをもらいに行くのだそうで、ココに植えるみたいですよ。
これはビオラというお花です。
パンジーとよく似ていますね。
こちらは同じ紫色でも模様違い
濃淡の同色系で一緒に咲いているとキレイです
これまたカワイイ
黄色と紫色…それぞれ単色で咲いているよりも、対になって一緒に咲いているほうがずっと素敵!
個性的な色どおしの組み合わせなのに意外と合うものなんですね
コロナウイルスで塞ぎがちな心も、ほっこりとさせてくれます。
2020年5月20日
防護服をご寄附いただきました
先日のブログで、防護服やフェースシールドの入手が困難なため、職員が手作りしているところを紹介しましたが、現在もその状況は変わっていません
そんな中、これまでテレビでしか見ることがなかったあの白い上下が繋がった防護服を
当院にご寄付下さった方がいらっしゃいます。
その方も、お仕事で使用する可能性があるようなのですが、当院に一部分けて下さいました。
国は雨合羽でも代用可と言っていますが、合羽 の上着ボタンの間には隙間がありますからね (>_<)
でも、これなら上から下まで覆うことができます
まさに ”命綱”
大変貴重なものを頂戴しました。
Kさんのお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです
(国は、防護服の無償配布には一定の条件を設けており、当院は現在のところ配布対象外なので、本当に助かりました。)
厚生労働省は、防護服の配布は難しいけれど、マスクとアルコール消毒液は医療機関の希望に添って配布してくれています
待ちに待ったアルコール消毒液!
事前に、アルコール消毒液の代用品として「高濃度エタノール」が届くとは聞いていましたが、
こんな感じで届きました
宝酒造のアルコール度数95% ”超高濃度エタノール1斗缶” ×10缶
(宝酒造といえば、お酒好きにはたまりません 会社の名前を聞くだけでワクワクしちゃいます。)
しかし、このまま使用すると火傷するくらい高濃度なので、精製水とグリセリンで割って75%くらいに薄めます。
それでも市販されているアルコール除菌液が60%くらいだから、しっかり除菌できそう
混入作業はちょっと危ないので、薬剤師の先生と、力持ちのHくんに手伝ってもらいました。
アルコール臭い?かと思えば、どことなくいい匂い!?
『うん、嫌いじゃないよ、この香り~ 』っていう人、案外多かったです
事前に水橋消防署に伺い、届出や取扱いの注意事項をしっかり聞いて参りましたが、
欲張って、国(厚労省)に、10缶も欲しいと頼まなきゃよかったな って後悔するほど
その危険性を丁寧にわかりやすく教えてくださったS係長さん、ありがとうございました。
それだけ危険性を頭に刷り込まれてきたのに、除菌液を作る時、ちょっとしたハプニングが!
エタノールを入れた小分けボトルの蓋を閉めようとしたら、ボトルが床に落下
・・・大やけどか?
あれ?全然大丈夫。
冷や汗ものです
色々な人に助けられているおかげで、安心した準備体制を作ることができ、心より感謝しています。
これからも患者さんに安心して来院してもらえるよう、まだまだ頑張っていきます
2020年5月11日
職員の奮闘
当院ホームページ(トップページ)でもご報告している内容ですが、
先頃、患者さんに食事を提供している厨房の職員さん数名が体調不良となったため、大事をとって、4月18日から28日までの10日間、栄養課職員全員を自宅待機・厨房を閉鎖しました。(感染はしていません。)
厨房閉鎖を決定したのは、前日の夕方
明日からどうやって食事を提供するか、ここから怒涛の日々が始まりました
■明日からご飯を作る人がいない!
とにかく最初の3日間は災害時の備蓄食料品で繋げるとして。。。
厨房ロックダウン決定後すぐ、お弁当や食事を届けてくれる業者に電話を掛けましたが、苦戦
しかし 優しい企業さんがいたんです
企業W社: 『本来は、お申込み時に病院の〇〇書類が必要なのですが』
私: ・・・(今..から..資料作成
余裕なぃけど
困ったな )
企業W社: 『なのですが、こんな時期ではどこも皆さんご苦労されているでしょうから、今回は○○
書類は結構ですよ。週明けの月曜日からお食事を配達できますよ。』
ほんとに、本当にありがとうございました。どれほど助かったことか。ありがとう〇〇社さん
せっかくなので、その食事を紹介します。どちらも軟食の方のメニューです。
左:さわらの西京焼き風 右:鮭のタルタルソース
冷凍されたおかずを5分温めるだけ。職員が試食したところ、なかなか美味しいとのこと
そして、常食を召し上がっている患者さんのご飯は、別会社に頼み、お弁当を配達してもらうことになりました。
地元企業のE社さん、ありがとうございます。
先生方も昼食に御社のお弁当を美味しい(×2)と言って召しあがっていました。
筍のおかず
■準備は誰がする?
といっても今日は金曜・・・定時もとっくに過ぎているし、明日は今ここにいる職員でなんとかしようみたいな流れに。
とにかくやってみよう!朝6時集合ね
(6時っ 何時に起きる?犬の散歩どうする?メーク時間も省略だな
)
で、翌朝
有行先生も、裕子先生も早朝からお手伝いに来てくださいました。
お粥を温めているところ
3日目からは、たくさんの職種の職員たちが協力してくれることになり、2グループに分かれて、1日交代で作りました。
■ミキサー食
いつもは調理師さんがバランスのとれたものを食べやすくペースト状にしてくれていますが、ここは災害用非常食のレトルトを温めて。
しかし在庫は3日間ということで、
自宅待機の管理栄養士さんに電話をかけて相談したところ、離乳食でも代わりになるとのこと。なるほどね
市内のドラッグストアを数店舗回り、7~10か月(児)の離乳食を掻き集めて参りました。
■お粥購入隊
いつもなら、軟食の患者さんには主食にお粥を召し上がっていただいております。
ですが、W社さんから届くのは冷凍のおかずのみ
お粥は自力調達するしかありません
1日のお粥消費量150食あまり。。お粥が足りない!しかも300個
一人で購入できる量ではありませんよね
困っていると、”みんなで手分けして、帰宅時にドラッグストアを数件ずつ回って買ってこよう”と提案してくれた職員がいました。
土砂降りの雨の中を何件も立ち寄ってくれて、購入ノルマをクリア
職員の行動力とチームワーク
を改めて実感
この10日間、
中年の体力ではキツかったけれど、自分以上に先輩方が動いているのを見ると、本当に頭が下がります。
そして、そういう姿を見てくれていた患者さん達が、食べ終わったトレイを自ら運んできてくれました。
感激 疲れも吹っ飛びました
いつもと違う食事、慣れないスタッフが手元も怪しく食事を運ぶ姿を見て患者さんも不安だったはずなのに、患者さん、ありがとう。
あとがき
今回のような非常時があった時、対応方法としては良かったのか保健所に確認したところ、問題ないとの回答でした。(手指消毒、異物混入防止の徹底をしっかり行うことが前提ですが。)
2020年5月1日
2020年5月1日
常願寺病院DIY
大変ご無沙汰しております
この数か月、新型コロナウイルスへの感染予防対策で東奔西走しておりました
対策に向けたミッションが上から飛んでくるたび、バタバタ・ドタドタ
今日こそブログを書くぞ!と意気込んでいると、また別の指令が
しかし、優先は、患者さんや最前線で診療に携わるスタッフの健康と予防を守ることですもんね。
で、この期間、何をしていたかというと・・・防護対策『DIY』
ブログでも一部を紹介したいと思います。
これだけ見たら、本当に忙しかったの?と思われるかもしれませんが
まずは、受付の様子
ビニールシートで飛沫を防ぎます。
セブンイレブンがいち早くやっていたのを真似てみました。
薬局も突っ張り棒にビニールシートを引っ掛けて完成
次は、フェイスシールド
ラミネートフイルムに穴を開け、100均ショップのカチューシャを通してみました。
感染予防的にも先生のお墨付きをもらい、なかなかイイ感じです。
最後は難関の防護服
本当にどこの医療機関も不足しています。
45ℓ紐付きビニール袋と70ℓビニール袋、クッキングシート。アイロンさえあれば、これで50着は作れます。(そんなに作れるんかい)
呼吸器専門医の赤松先生のチェックを受け
OKが出たので、記念撮影
私たちが作りました
向かって左:半袖タイプ、中:袖なし(食事介助用エプロン)、右:長袖タイプ(診療用)
毎朝8時~行われている幹部ミーティングでお披露目。日々変わる感染情報を基に、今、病院は何をすべきか、どう行動しなければいけないか、先生方の助言と指示を受けています。
今は全ての医療機関で、防護関連の物資が手に入りにくい状況になっています。当院でもこれまで使用していたアルコール消毒液が納品されなくなりました メーカーさんに聞くと、国が優先的に買い取っているそうで、それは全国の医療機関に配布されているとのこと。どこかの医療機関を救うために当院も我慢できるところは努力しないとですね
頑張って少し疲れたところを、病院のお花たちが癒してくれました。
あ~ぁ、お花見に行きたいですね
この春に植えた さくらの木
ちょこっとだけ花が咲きました。
stay home
皆さんも、体調にはいつも以上に気をつけてくださいね。
2020年1月31日
藍染めに挑戦
わぁ
素敵な藍染めTシャツ
実はこれ、当院の作業療法士らが染めました
これが染料の原液
これに、真っ白のTシャツを漬けていきます
1回染めできれいな水色になります
2回目以降は下半分だけ染めていきます
スタッフが腕を上下に動かしていくと、きれいなグラデーションが出てきました
こちらは肩部分だけ染めたもの
次はTシャツを巻き、十字で縛ったまま漬けていきます
最初は緑色なんですね
次は、もともと100均ショップのキャンバスバッグなんですが、
今度はTシャツを折りたたみ、セロテープで留めていきます
セロテープを剥がし、水洗いすると・・・
絵入りのTシャツも染めると全く違ったものに!
最後にサラシを染めました
これを刺繍などの作業療法で使用するそうですよ。
刺繍が映えますね
本日染めたものは、一晩おき、翌日「色止め」をして完成です
白色だけが何色にも映え、染まる色かと思っていましたが、
藍色は引き立て役にも主役にもなれるオールラウンドプレーヤーですね
2019年12月28日
2019年12月28日
12月のランチメニュー
今年の冬は、未だ積雪はないものの、朝晩は冷えて凍っている日もありました。
そんな寒い季節には、体が温まる食事が多く登場しました。
ほうとう汁とか、ちゃんちゃん焼きなど、古き良き田舎の味
来年も美味しい常願寺病院のランチメニューをお届けしたいと思います。